国金だとカードローンでもお得だそうですが本当?

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低金利のカードローンを探していると、国金のカードローンをよく見かけます。ですが、その度に「国金のカードローンはやめておけ!」というのを見るのですが、これの理由はどのようになっていますか?

国金のカードローンはあくまでも生活・事業用です

あまり知られていないカードローンが、この国金のカードローンです。ネットなどで見かけると金利が4.0%を切っているものもあるので、「銀行より金利が安い」と誰もが思ってしまいます。ですが、それは国金のカードローンが生活苦であったり、もしくは事業を起こしたいがローンが組めない人のためのものなので、こちらを知らないで国金のカードローンに申込むと面倒なことになります。

また、国金のカードローンは「目的不明」の場合には審査通過とはなりません。これについては、国金のカードローンのホームページでも書かれていますので、国金のホームページでチェックをしてみるとよいです。

そして、国金のカードローンのデメリットについてですが、どうしてやめておけ!とまで言われているのかというと、それは「時間がかかる、必要書類が多い」というデメリットが、国金のカードローンにはあるからです。しかも、計画性についても相談をした上(明らかにした上)で融資されるようにもなっています。わかりやすく言うと、それを証明する書類が用意できない人は最初からお断りとなっているのです。また、ネットNGで・・・国金のカードローンでは面談が必須ともなっているので相手を選ぶのが、デメリットも多いカードローンと言われている理由です。

国金とは国民生活金融公庫の略でカードローンもあるが事業資金用です

国金って聞いたことありますか?事業をしている方なら一度や二度はあるかも知れませんね。国金というのはくにがねと書きますが、日本銀行とは関係なく元々、国民生活金融金庫という名前でしたが、平成20年にほかの政府系金融機関と事業の統合により日本政策金融公庫と名称が変わりました。主な目的は事業を始めようとしている方や起業して数年程度の方を相手として事業資金の融資を行うことです。日本政策金融公庫で融資を受けるのにはどのようにすれば良いのでしょうか?あなたの会社が創業後1~2年経過していると仮定してみますと、すでに経営関係の実績が公表されていてその数字が融資の審査時に重視されるのです。

なので一期でも決算が出ていればもしそれが赤字であれば儲かっていない会社という印象が付き、審査に影響します、逆に1期でも黒字であれば優良会社とみられ融資が受けやすくなります。ということは起業後黒字になった翌年に融資を申し込んだ方が良いのかもしれませんね。ただし赤字であった場合でも理由をはっきり説明できると融資の可能性はゼロではありません。当年度以降黒字化できる事業計画を策定できれば良いのです。もちろん、債務超過であれば融資は不可能なので増資などで資産と負債のバランスを検討する必要があります。このような経営状況で融資を受けられるとしたらあとは金利がどうなっているかということですね。

同公庫の利率は民間のカードローン等と比べるとかなり低利となっています。一般的に2~3%代です。固定金利性で公定歩合を確認しながら上下しています。実際の手続きには相当の難解さがありますがやはり公金なので仕方ありません。難しいと思ったら近くの税理士事務所を利用するのも一手です。ご健闘を祈ります。

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